新華網フィリピン・セブ3月18日(記者 楊天沐)第4回ASEAN-中日韓(10+3)情報担当大臣会合(AMRI)が17日、フィリピン・セブで開催された。国務院報道弁公室の郭衛民副主任が中国代表団を率いて出席した。
郭副主任は会議での式辞の際に、中国は周辺諸国との友好関係の発展を非常に重視し、善意をもって隣国と付き合い、隣国をパートナーとすることを一貫して堅持し、「睦隣、安隣、富隣」(隣国と睦み、隣国を安んじ、隣国を富ませる)周辺外交の励行を堅持し、「親・誠・恵・容」(親しくすること、誠実に付き合うこと、互恵を目指すこと、寛容な姿勢を貫くこと)を実行する周辺外交理念と正しい義利観を堅持していくと強調した。
郭副主任は、情報通信分野での協力は10+3の協力メカニズムの構成部分であり、地域協力発展の重要な力でもあると指摘した。郭副主任は、各国のニュースメディアが地域の発展・繁栄・安定のために奉仕するという理念を守り、既存のメカニズムを基礎とした上で、情報通信分野における協力の深さや広さを開拓し、ニューメディア分野での交流や協力を強化して、より緊密な中国-ASEAN運命共同体を設立し、2020年に東アジア経済共同体を期限どおりに設立するために、アジア運命共同体の設立がプラスのエネルギーを伝えられるよう実現していくことを提案している。
第4回ASEAN -中日韓(10+3)情報担当大臣会合は当日、共同メディア声明を発表した。声明は次のように伝えた。各国の情報担当大臣が「ASEAN―中国がニュースとメディアを通じてASEAN―中国の協力を強化させる取り組み計画(2015―2017)」の進展に関する簡単な紹介を聞き取った。各国の情報担当大臣は、中国がASEANとラジオ放送や出版物などの分野で協力し、ASEAN―中国の善隣友好関係を育むために行ってきた努力を称賛し、中国がASEAN及びASEAN+3メカニズムとの協力のために行ってきた幾つかの行動を称賛し、また、行動し中国が関連プロジェクトの実行を推進させた積極的な態度を称賛した。
(新華社より)
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