新華網厦門3月18日(記者/付敏) 記者が厦門(アモイ)市海滄区から得た情報によると、貨物列車「厦蓉欧(厦蓉欧州=アモイ・成都・欧)快線」が今年4月に海運・鉄道の連合輸送の方式を通じて台湾まで延長され、その際には、「台厦欧」の物流路線が形成される見通しだ。
厦蓉欧(厦門)快鉄班列有限公司の邢屹常務副総経理の紹介によると、この列車は自由貿易区から出発する初の国際列車で、厦門市海滄を始発駅とし、成都、新疆、中央アジアを経由して欧州に直行する。海上輸送をより一層便利にし、航空輸送をより一層実用的にさせる新しい物流チャネルだという。
邢常務副総経理は、2015年12月下旬に、厦門市物流弁公室が関係部門や企業を組織し、台湾へ赴いて台厦欧路線のプロモーションを実施し、理想的な効果を獲得した。今年4月には、海運・鉄道の連合輸送のモデルを通じて、一部の台湾の貨物をこの列車に載せて欧州まで走行することを実現させていると述べている。
厦蓉欧快線は2015年8月16日に開通し、2016年2月28日時までに、輸出貨物列車を18本、輸入貨物列車を2本走行させており、輸出入貨物の価格は7000万人民元を超えたという。
(新華社より)
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