新華網北京3月18日 新華社は17日に、権限を得て、李克強総理が国務院を代表して第12期全国人民代表大会第4回会議で行った『政府活動報告』の全文を報じた。第12期全国人民代表大会第4回会議は3月16日に政府活動報告に関する決議を表決、採択し、この報告を承認した。
報告は3部構成になっており、その内容は第一に2015年の取り組みに対する回顧。第二に「第13次5カ年規画」期間の主な目標と任務及び重要な措置。第三に2016年における重点的な取り組みとなっている。
報告は次のように指摘する。2016年の発展の主な所期目標は、国内総生産(GDP)成長率を6.5~7%とし、消費者物価指数(CPI)の上昇率は3%前後とし、城鎮(都市および準都市)の新規雇用は1000万人以上に、城鎮登記失業率は4.5%以内とすること。輸出入を盛り返し、国際収支の基本的なバランスをとり、住民収入の成長と経済成長を基本的に同時に実現させること。GDPの1単位あたりのエネルギー消費量を3.4%以上削減し、 主要汚染物質の排出量を引き続き減少させること。
(新華社より)
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