第12期全国人民代表大会法律委員会は12日午前、全体会議を開き、各代表団の審議結果に基づき、慈善法草案の統一審議を行いました。審議には、法律委員会のメンバーのほか、全人代内務司法委員会、国務院法制弁公室、民政省の関連部門責任者らが参加しました。
第12期全国人民大会第4回会議の日程に従い、各代表団は11日、慈善法草案をめぐる審議を行いました。慈善法草案は、中国における慈善事業の実情から、慈善組織、慈善募金、促進措置、監督管理などについて詳しく定めたものです。草案は全人代常務委員会会議で2回にわたって審議され、検討と修正が繰り返し加えられたもので、各方面の意見を十分に取り入れ、国民の関心に返答したものと見なされており、今回の会議で審議し採択されるべきとの代表意見が出されているほか、代表たちによる具体的な修正意見も提出されました。
これを受けた法律委員会会議では、草案を詳しく検討し、審議結果の報告と修正を提出、会期中、この法案は大会主席会議で更に審議され、その後、代表団全体会議の審議に提出されるということです。
なお、関連規定では、こうした審議を経た後、更に細部の修正が加えられたものが法案としてまとめられ、最終的に大会の表決を経て立法化されることとなっています。
(中国国際放送局)
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