新華社北京2月24日 中国共産党中央政治局(中共中央政治局)は2月22日に会議を開き、国務院から第12期全国人民代表大会(全人代、国会に相当)第4回会議に提出して審議に付する予定の政府活動報告稿と、審査に付する予定の中華人民共和国国民経済・社会発展の第13次5カ年規画(「13・5」規画)要綱草案稿を討議した。習近平中国共産党中央委員会総書記が会議を主宰した。
会議は次のように要求した。「13・5」規画要綱草案が提出されて第12期全人代第4回会議の審査と全国政協第12期第4回会議の討議に付するプロセスにおいて、十分に民主を発揚して幅広く意見を聴取し、規画要綱を上手く制定し、規画要綱をより上手く実施するためにしっかりとした基礎を打ち固めねばならない。
会議は次のように強調した。2016年は小康社会の全面的完成の最終段階の初年であり、構造改革を推進する難関攻略の年でもある。各レベルの党委と政府は中央の配置と要求に基づいて、小康社会の全面的完成の最終段階の良好なスタートを切るよう努力していく必要がある。
会議は次のように指摘した。今年の経済・社会の発展目標や任務の実現には、マクロ経済政策の安定化と完備を図り、積極的な財政政策と穏健な通貨政策を引き続き実施し、マクロコントロールの仕方を革新し、経済の成長と構造改革に向け安定した環境を作り出さねばならない。供給側の構造改革を強化し、持続可能な成長の原動力を高める。近代農業の発展を速めて、農民の継続的な所得増を促す。新しいラウンドのハイレベルな対外開放を推し進め、協力とウィンウィンの実現に注力する。環境対策の度合いを強めて、グリーン成長において新たな突破を獲得するよう推進する。民生を切実に保障・改善し、社会建設を強める。政府自身の建設を強め、施政能力とサービスレベルを高めていくことが必要だ。(翻訳/謝艶)
(新華社より)
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