新華網北京1月28日 米国のユニオン・スクエア・ベンチャーズ共同創始者のフレッド・ウィルソン氏は先ごろ、2016年の科学技術業界に対する大胆な予測を表明した。最も驚くべき予測は、4大ハイテク大手のうち1社は2016年に業績不振に陥るというものだ。
「私はアップルだと予測する。2015年に業績が悪化し、2016年はもっと落ち込むと考えられる」とフレッド・ウィルソン氏は語る。この発言の直後の1月27日、2016年第一会計期間のアップルの業績報告が発表された。
アップルの2016年第一会計期間の業績から、純営業収益と純利益は前年同期比で増加し、それぞれ最高値を更新したが、iPhoneの販売台数は予想を下回ったことが今後の業績への重圧になることが示された。
「過去最高」を記録しても、アナリストの懸念を消し去ることはできない
第一に、iPhoneの販売台数は予想を下回った。第一会計期間のアップルiPhoneの総出荷台数は7,480万台で、前年同期比で0.4%増加しただけで、市場予測の平均7,550万台にも達しなかった。0.4%の増加率は2007年のiPhone発売以降、最低水準となっている。
(新華社より)
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