ネットユーザー達の反応をみると、携帯電話の「フリーズ」はiPhoneでより多く発生し、アンドロイド携帯はアップルより寒さに強いとみられる。携帯電話のハード面の技術者は、「iPhoneが(アンドロイドよりも)寒さに弱いからといって、iPhoneの作りが他の携帯電話に劣っているわけではない。実際、iPhoneが低温で自動停止するのは、電池が動かない温度に達したからではなく、低温で電池やハードが壊れないようにするためだ。メーカーは温度が一定以下になった場合、携帯が自動停止して自らを保護するように設定している。リチウム電池は放電していない状態の時の方が放電している時よりも温度の許容範囲が広いからだ。多くの携帯電話にはiPhoneのような保護の設定はなく、そのためにiPhoneが低温に対して最も敏感であるようにみえる。
携帯メーカーの技術者も、「本体の材質、工業デザイン、製品の性能などの違いから、携帯電話の低温時の状態も変わってくる。ガラス、金属、プラスチックでは、熱伝導の能力に違いがあり、携帯が屋外にあって電池の温度が臨界値に達するまでの時間も変わってくる。CPUの熱放散がうまくいかなくて、普段は熱くなりやすいが、寒い天気の日にはより長い時間持ちこたえることができるという端末もある」と話す。
(人民網日本語版)
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