新華網ジュネーブ1月27日(記者/張淼)世界気象機関(WMO)が25日に発表した公報によると、2015年の地球表面の平均温度は1961年から1990年までの平均値0.76℃を上回り、観測史上、最も暑い年だった。
2015年は世界中で陸地表面と海洋表面の温度が最高記録を更新し、熱波、洪水、深刻な干害などの多くの異常気象が発生した。
世界気象機関によると、観測史上、16回の最も暑い年のうち、15回は今世紀で、2015年の平均気温は2014年当時の最高記録よりもさらに高温だった。長期的な傾向を見ると、2011年から2015年は観測史上、最も暑い5年間だった。
科学者の推測によると、2016年はより一層、高温になり、一部の地域の厳寒の天候は間奏曲に過ぎない可能性が高い。地球温暖化による急激な気温の上昇に対し、人類がこれに対応して行動する緊迫性が日益しに強まっている。
(新華社より)
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