アマゾン中国法人は24日に「飲食白書」を初めて発表した。商品の属性、地域の特色、ブランドの嗜好といったさまざまな角度から、中国の消費者の過去1年間における食品、生鮮食品、アルコール類に対するショッピング習慣の傾向を分析したものだ。売上データをみると、消費の中心は果物で、2位のシーフードの2倍に達していた。「京華時報」が伝えた。
アマゾンの番付によると、輸入グルメ(食品、アルコール類)が新たな味覚となり、生鮮食品や海外で直接買い付けるワインが力強く伸びている。都市分布をみると、食品購入都市別ランキングの中心は南方の都市で、西部は成都市だけがベスト10入りした。
人気グルメ100番付のうち輸入食品が47を占め、生鮮食品ランキング100番付でも輸入食品が70に迫った。アルコール類100番付では輸入酒が60以上を占めた。
売上データをみると中心は引き続き果物で、売上高は2位のシーフードの2倍だった。メキシコ産アボガド、米国カリフォルニア産アメリカンチェリー、ニュージーランド産キウイ、南アフリカ産グレープフルーツ、オーストラリア産オレンジが、15年の生鮮食品類の「大量買い人気商品」になった。
データをみると、ワインの産地で最も人気があるのはフランスだ。アマゾン中国で取り扱いがある世界の重要ワイン生産地35カ所の商品のうち、フランス産の売上高は全体の20%を占め、2位はオーストラリア、3位はチリ、4位は米国となっている。
生活リズムが加速して、オートミールやコーンフレークなどの伝統的な西洋スタイルの朝食が習慣として根付き、チョコレートはいつでも家にあるおやつの一つになった。クエーカーオーツカンパニーのオートミールは人気グルメ100番付の9位に入り、スイスのチョコレートブランド トブラローネの2種類のフレーバーが入った三角形のチョコレートバーは同50位だ。また同番付には輸入ミルクが15点以上入っている。
(人民網日本語版)
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