タクシー配車アプリの「滴滴出行」、第一財経商業データセンター、シンクタンク 無界智庫は20日、「中国スマート移動2015年ビッグデータ報告(以下、報告)」を共同で発表した。同報告は、滴滴出行プラットフォームの全データから中国各都市の移動に関して分析を行い、スマート移動をめぐる状況を通じて、都市の市民生活の現状を反映したものだ。人民網が伝えた。
報告では、全国重点都市を対象として、2015年の中国スマート移動分野における分析と総括が行われた。これによると、多くの二線都市では、一線都市を上回る深刻な交通渋滞が起こっている。最も渋滞が深刻な都市は重慶で、渋滞指数は第3位の広州よりずっと高かった。(注:統計対象都市は次の14都市のみ:北京、成都、大連、広州、杭州、南京、青島、厦門(アモイ)、上海、深セン、天津、武漢、西安、重慶)
このほか、滴滴ビッグデータによる精確な分析の結果、突発的事件や特殊な時間帯が訪れた際には、市民の移動状況に変化が見られることが判明した。報告によると、これらの変化と関係があったのは、「ユニクロ」「9月3日軍事パレード」「株式市場危機」「天津爆発事故」「創業」「煙霧」「劣悪天気」という7つのキーワードだった。
(人民網日本語版)
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