新華網カイロ1月21日(記者 鄭開君)20日夜、習近平国家主席がカイロのアブディーン宮殿でエジプトのシーシー大統領と会見した。
習近平主席が到着した際に、シーシー大統領が駐車場で出迎えた。両国元首はアブディーン宮殿を共に参観した。
習近平主席は次のように強調した。中国とエジプトは遠く離れているが、両国関係は緊密で、相互に信頼できる良き友人だ。60年前に両国の先代の指導者が大所高所から遠い将来を見通し、現代の中国・エジプト関係を開始し、新中国とアラブ及びアフリカ諸国との外交の扉を開いた。この60年間に、我々は終始、相互に尊重し、相互に支持し、厚い絆を結んだ。ある国、又は民族がどんな道を選択するかは、歴史文化の伝統と経済発展の現実と切り離すことができなく、その国の人民が自主的に模索し、秩序正しく推進するべきだ。中国側はエジプトが安定を維持し、経済を発展し、民生を改善させた努力を支持し、エジプトが国際及び地域事務においてより大きな役割を発揮することを支持する。中国はまた、エジプトとともに、互恵ウィンウィンを基盤に、より公正で合理的な国際秩序の確立を推進することを望んでいる。中国とエジプトは前人の事業を受け継ぎ、将来の発展に道を開き、中国とエジプトの友誼を伝承してより良く発展させ、二国間関係の発展の成果を両国の人民により多く還元しなければならない。
シーシー大統領は次のように述べた。エジプトと中国の友誼は、ナーセル大統領、毛沢東主席、周恩来総理などの両国の先代の指導者が自らの手で築き上げたものだ。国交樹立した60年間に、エジプト・中国関係は継続的に安定して発展してきた。エジプト側は中国の発展の成果に感銘し、中国側の経験を参考とし、両国の各分野での実務的な協力を深化させ、エジプトと中国の全面的な戦略パートナーシップの深い発展を全面的に推進することを希望している。
(新華社より)
関連記事: