2016年1月6日、上海交通大学出版社は北京で「東京裁判文献資料データベース」を発表した。中国新聞社が伝えた。
データベースには極東軍事法廷の審議記録、証拠などの文献のほか、写真や映像などが収められている。英文版の裁判記録5万ページも盛り込まれている。法廷の現場や人物写真は約700枚。映像資料はのべ50分。資料は修復、整理を経て、英語、中国語、日本語の解説付きで紹介される。
同出版社社長の韓建民(ハン・ジエンミン)氏は「東京裁判に関する資料は歴史的な価値が大きい。最新技術を使って立体的に表現し、視覚的な効果も高めている。翻訳や資料探しの不便をなくし、研究者も利用しやすくしている」と語った。
(Record China)
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