新華網モスクワ1月5日 (記者張継業)ロシアのメディアによると、中国の東北地方とロシアの極東地域(シベリア東部)の境界地帯に約31頭のシベリアヒョウ(別名は東北ヒョウ)と17頭の東北トラが中露両国を頻繁に出入りし、「二重国籍」を持っている。それは中国とロシア両国の専門家が最近、観測データを初めて交換した後に発見したのだ。
東北トラとシベリアヒョウはいずれも絶滅危惧種の保護動物で、中国の東北地方とロシアの極東地域と朝鮮に生息している。ロシア人の専門家のオクロワ氏の説明によると、中国東北地方とロシア沿岸の辺境地区で、研究員がそれぞれ2012年と2013年に撮影機材を設置して隠蔽し、当地の大型猫科動物に対する大規模な観測を実施し始めた。双方の専門家は最近、観測データを初めて交換し、これを基にロシア極東及び中国東北地域の東北トラとシベリアヒョウの総数を確定し、多くのトラとヒョウがしきりに国境を出入りしていることを発見した。
(新華社より)
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