新華網北京1月5日 中央紀律検査委員会監察部のサイトは4日、中央巡視チームが2年余りをかけて、中央政府が管轄する中央企業55社を全面的にカバーする巡視を完了したと発表した。昨年11月24日までに、中央紀律検査委員会監察部サイトは中央企業の各級管理職64人が調査を受けるか、調査を経て処分を受けたという情報を掲載した。
同サイトが公表したデータによると、中央政府による中央企業への巡視は近年、頻度が増加し、強度も高くなり、2013年に巡視した中央企業は2社、2014年に巡視した中央企業は10社で、2015年は43社に上った。
巡視でフィードバックされた情報を見ると、中央企業の深刻な問題は主に次の6つの方面に集中している。一、企業への党による指導力の脆弱化。二、レントシーキングによる腐敗が深刻化している。三、重点人物の重点事項における腐敗リスクが増大している。四、人材の選定と配置方面の課題が顕著化している。五、「四風」(形式主義、官僚主義、享楽主義、贅沢主義の4つの風潮)」問題が後を絶たない。六、体制メカニズムが万全ではない。
(新華社より)
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