ミサイル開発計画に関し、イランとアメリカが摩擦を産み続ける中、イランのラリジャニ議長は2日、「ミサイルの研究開発を引き続き推進していく」と、強硬な姿勢を示しました。 イラン国営テレビ局の報道によりますと、ラリジャニ議長はイラン南部の都市ブーシェフルで、「イランはミサイルの研究と製造を継続するだけでなく、国家予算または単独の議案を通じてこの計画を拡充していく」と発言しました。
これに対してアメリカは、最近のイランのミサイル試射を非難すると同時に、イランへの新たな経済制裁の追加を検討しています。一方、イランのローハニ大統領もまた、国防相に対し「快速かつ揺ぎ無く」各種ミサイルの生産を続けるよう指示するなどして、強い反発を示したほか、イラン外務省の報道官もまた、「アメリカの行動は、一方的で、野蛮で、不法なものだ」と非難しています。
(中国国際放送局)
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