:
外交部が南中国海仲裁案に反駁:中国の領土主権は中国人民が自らの考えで決める
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2015-12-22 15:05:38 | 新華網日本語 | 編集: 谢艳

外交部の洪磊報道官

   【新華社北京12月22日】外交部の洪磊報道官は21日、中国側はフィリピン側が一方的に提起した南中国海仲裁案を受け入れず、また参加しない。中国の領土主権は中国人民が自らの考えで決めるものだと表明した。

   最近、フィリピンの要求により提起された南中国海仲裁案の仲裁裁判所が、実体問題の口頭審理の傍聴に関する審判実録を公表した。これに対し、洪磊報道官は当日の定例記者会見で、中国側はフィリピン側が一方的に提起した南中国海仲裁案に対し、受け入れず、参加しない立場を再三表明する。この立場は十分な国際法的根拠を備えており、変わらないと表明した。

   洪磊報道官は次のように述べた。フィリピン側は裁判で歴史的事実や国際法、国際正義を顧みず、中国の南中国海諸島の主権を否定し、『カイロ宣言』と『ポツダム宣言』の効力を否定しようともくろんでいることは、中国とフィリピンの南中国海紛争の本質が領土紛争にあり、仲裁裁判所が本案に対し管轄権を全く持たないことを正に説明している。またいわゆる仲裁案が法律という上着を羽織らせた政治的な挑発で、その目的が紛争の解決ではなく、中国の南中国海における主権や海洋権益への否定のもくろみであることも正に説明している。

   洪磊報道官は次のように表明した。中国の領土主権は中国人民全員が自らの考えで決めるもので、いかなる他人や機関も処置する権利はない。領土主権や海洋境界の問題で、中国はいかなる第三者に訴える紛争解決方法も受け入れない。中国側はフィリピン側に実際にそぐわない空想を放棄し、方向を転換し、交渉と協議を通じて紛争を解決するという正しい道に戻るよう促す。

 

(新華網日本語)  

当社サイトのコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。 

 

推薦記事:

フィリピンの南中国海仲裁案に反ばく 中国外交部

新華網日本語

外交部が南中国海仲裁案に反駁:中国の領土主権は中国人民が自らの考えで決める

新華網日本語 2015-12-22 15:05:38

外交部の洪磊報道官

   【新華社北京12月22日】外交部の洪磊報道官は21日、中国側はフィリピン側が一方的に提起した南中国海仲裁案を受け入れず、また参加しない。中国の領土主権は中国人民が自らの考えで決めるものだと表明した。

   最近、フィリピンの要求により提起された南中国海仲裁案の仲裁裁判所が、実体問題の口頭審理の傍聴に関する審判実録を公表した。これに対し、洪磊報道官は当日の定例記者会見で、中国側はフィリピン側が一方的に提起した南中国海仲裁案に対し、受け入れず、参加しない立場を再三表明する。この立場は十分な国際法的根拠を備えており、変わらないと表明した。

   洪磊報道官は次のように述べた。フィリピン側は裁判で歴史的事実や国際法、国際正義を顧みず、中国の南中国海諸島の主権を否定し、『カイロ宣言』と『ポツダム宣言』の効力を否定しようともくろんでいることは、中国とフィリピンの南中国海紛争の本質が領土紛争にあり、仲裁裁判所が本案に対し管轄権を全く持たないことを正に説明している。またいわゆる仲裁案が法律という上着を羽織らせた政治的な挑発で、その目的が紛争の解決ではなく、中国の南中国海における主権や海洋権益への否定のもくろみであることも正に説明している。

   洪磊報道官は次のように表明した。中国の領土主権は中国人民全員が自らの考えで決めるもので、いかなる他人や機関も処置する権利はない。領土主権や海洋境界の問題で、中国はいかなる第三者に訴える紛争解決方法も受け入れない。中国側はフィリピン側に実際にそぐわない空想を放棄し、方向を転換し、交渉と協議を通じて紛争を解決するという正しい道に戻るよう促す。

 

(新華網日本語)  

当社サイトのコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。 

 

推薦記事:

フィリピンの南中国海仲裁案に反ばく 中国外交部

010020030360000000000000011100521349411131