【新華社南京12月14日】13日の午後と夜に南京で平和の法会(ほうえ)と「キャンドル祭」がそれぞれ行われ、南京大虐殺の犠牲者を追悼した。
平和の法会は13日の午後、侵華日軍南京大屠殺遇難同胞記念館の「遇難者名簿壁」の前で行われた。南京大虐殺の生存者数名が家族の付き添いのもと、静かにずらりと居並んだ。彼らは胸に白い花をつけ、頭を垂れてお経の声に耳を傾けていた。
法会に参加したのは南京毗卢寺の僧侶や南京市仏教協会の僧侶、それに日本・真宗大谷派の東本願寺などから来た僧侶約35人だ。中日両国の僧侶は南京大虐殺の犠牲者のために共にお経を念じ祈祷を行って、30万人の犠牲者の魂を慰めた。
当日の夜、南京大虐殺記念館の祭場では南京大虐殺の犠牲者のための通夜並びにキャンドル祭も行われた。これは2009年から国内外の平和を愛する人士を7年間続けて招待して犠牲になった同胞を共に追悼し、世界の平和を祈るものだという。
(新華網日本語)
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