11月の「経済ホットワード」トップ10が2日に発表された。首位に立ったのは、ネット通販業者などが一斉にバーゲンセールを開催する「ダブル11」(11月11日、独身の日)だ。アリババが運営するB2Cサイト「天猫(Tmall)」は同日に912億元を売り上げ、過去最高を更新。EC(電子商取引)業者に加え、旅行、インターネット金融、オンラインとオフラインを融合させたO2O(Online To Offline)サービスなども、このネットショッピング・フェスティバルに加わっている。
◇「春運(春節<旧正月>の帰省・U ターンラッシュに伴う特別輸送体制)列車切符が発売開始」
◇「非戸籍所在地での身分証明省の更新サービスが導入」
◇「新版100元」、◇「新三板(店頭市場)細分化プラン」
◇「IPO再開」
◇「専車(アプリによる配車サービス)改革プラン」
◇「個人所得税改革プランの大枠確定」
◇「証監会(中国証券監督管理委員会)副主席が身柄拘束」
◇「人民元のSDR採用」--が入選した。
人民元が正式にSDR(特別引き出し権)構成通貨に採用されたことについて、中国人民銀行(中央銀行)は人民元安圧力の低減につながるとの見解を示した。また、それにともなう資本の移動が人民元の通貨安を誘発することもないとしている。
月間経済ホットワードは中国新聞網と360新聞が共同で発表。インターネットでの検索頻度を基にランキングし、過去1カ月の経済の焦点を振り返る。
(チャイナネット)
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