中国で「2014年国民身体モニタリング調査報告」が25日、発表されました。身体の水準は総体的に向上していますが、男性のレベルが低下しているということです。
「国民身体測定基準」に照らし、「合格」以上に達した人数の比率は89.6%です。年齢別では3~6歳幼児は93.6%、20~39歳では89.0%、40~59歳では88.1%、60~69歳では87.1%。性別では男性が88.2%、女性が91.1%でした。地域別では都市部が91.1%、農村部が87.2%でした。
注目すべき点は成人男性のレベルが低下傾向にあることです。この趨勢はすでに2000年から始まり、主に体力低下と肥満率の上昇に現れています。
また、同日発表された「2014年全国学生身体と健康調査結果」では、学生の身体や健康状態は改善しているものの、まだ多くの問題があるということです。大学生は視力不良の検出率が86.36%と最も高くなっています。小学生や中学生の視力不良の検出率の伸びも速く、低年齢化の傾向が現れているほか、肥満の検出率も持続的に上昇しているということです。
(中国国際放送局)
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