ワルシャワ-ブカレスト-ベオグラード-蘇州へと、中国—中東欧の経済貿易協力の手はプラハ広場を越えて、万里の長城と固く握手した。数千里を隔てたこれらの2つの地域は今日、次第に緊密に連携し、手を携えて霧を突き抜け、協力深化の軌道に経済の新しいエネルギーを放出している。
「まさに会議のテーマの『新たな出発点、新たな分野、新たなビジョン』が言われたように、新しい歴史的チャンスのもとで、中国と中東欧諸国は経済の暗い霧を共同で拡散させて、自国と相手国との協力の内包を再確認しつつある。」中国国務院発展研究センター、欧州・アジア所の周東耀研究員はこう語る。
統計によると、2010年~2014年までの5年間に、中国と中東欧16カ国の輸出入貿易額は439億ドルから602億ドルに増加した。一方で、この数字は依然として中国と欧洲の貿易額のわずか10分の1に相当し、相互協力の拡大に向けた潜在力は非常に大きいと言える。
今年6月、中国とハンガリーは「一帯一路」建設の共同推進に関する政府間の協力覚書きに調印した。これは中国と欧州諸国がこの方面で署名した初の協力協定になる。
「ハンガリー側は中国との協力を非常に重視している。ハンガリーの『東への開放』政策が『一帯一路』提案と連結できることを希望する。ハンガリーは『一帯一路』構想の実施において、重要な役割を発揮することも望んでいる。」ハンガリーのスィヤールトー・ペーテル外務・対外経済相はこのように述べた。
(新華網日本語)
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