【新華社ミラノ11月23日】中国とイタリアの国交樹立45周年を祝うため、イタリア中国商工会議所と中国駐ミラノ総領事館が共同で主催した「中国・イタリアの経済貿易の45年:中国・イタリアの企業家の展望」フォーラム活動が19日、ミラノで開催された。両国政府や企業界からの関係者が歴史を回顧し、発展を存分に語り合い、双方の発展戦略のドッキングについて計り、経済貿易協力の新しい構想を探し求めた。
フォーラムに出席した李瑞宇中国駐伊大使は式辞で次のように述べた。現在、中国とイタリアの年間貿易額は500億ドルに近づき、これは両国の国交樹立当初の400倍にあたり、イタリアの在中国投資プロジェクトは累積で5000を上回っている。またイタリアで投資する中国企業も100社以上に達した。中国が最近「第13次五カ年」規画の制定に関する提案を打ち出し、イノベーション、協調 、グリーン、開放、共に享受という5大発展理念を提起したことは、イタリアのイノベーションや発展の構想に一致しており、中国とイタリアの双方は、発展戦略をいかに有効的にドッキングさせるかを思考し、両国企業の協力のためにより大きなチャンスの窓を開くべきだ。
イタリア中国商工会議所のストレファラバ代表は次のように発言した。中国は経済、文化、政治などの方面では、世界の舞台で一挙手一投足が全局面を左右する役割を演じることが決定付けられている。中国が実施する改革開放政策は、対外経済貿易協力の発展の活力を維持する。特にこの十数年間に、中国ほど注目を集めている国はない。
中国で長年にわたり投資するイタリアのマヌリ・ラバー・インダストリーズのダルダニオ・マヌリ総裁兼CEOは次のように述べた。ここ数年、中国の国民生活水準は大幅に向上し、現在は経済と社会の転換期にあり、回避不可能な難題に直面しているが、中国はこれらの困難を克服する十分な経済の実力と知恵がある。「我々企業は中国の将来に対する自信に溢れており、継続的に中国を長期戦略市場として位置付ける。」
(新華網日本語)
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