中国デザインフェスが18日、北京市大興区で正式に開幕した。北京新航城控股有限公司の王宝玲副総経理は会場でのスピーチで、「北京新国際空港は2段階に分けて建設され、2040年までに年間利用客数が1億人を超える世界最大規模の空港になる」と発表した。京華時報が伝えた。
王副総経理によると、新国際空港は2019年に正式に開港し、4本の滑走路の年間利用客数は4500万人。また後期建設も同時進行し、2025年には年間利用客数7200万人、貨物輸送量200万トンを実現させる。2040年にはさらに2本の滑走路を建設して、滑走路を6本とし、その年間利用客数は1億人、貨物輸送量は400万トンになるという。
現在世界1位にランキングされている米国ロサンゼルス空港の年間利用客数9600万人に変化が生じない限り、北京新国際空港は2040年に世界最大規模の空港となる。また新国際空港ターミナルのデザインコンセプトは鳳凰をモデルとし、首都国際空港の龍のモデルとリンクさせている。
このデザインコンセプトは単に鳳凰の形のみを追求するだけでなく、その形状を利用して旅客の利便性が考慮されている。例を挙げるとスーツケースの預け入れまでの所要時間はわずか13分、安全検査から一番遠い搭乗口までの距離はわずか630メートルで、徒歩8分の距離となっている。
(人民網日本語版)