【新華社北京11月16日】海外の専門家・学者は近頃新華社記者のインタビューに応じた際、中国政府は「五ヵ年規画」の絶えまない策定及びそのためのたゆまぬ努力を通して、経済・社会に強固な発展や進歩を獲得させており、新たな「第13次五カ年」規画も中国の発展モデルを計画する力に立ち会うものとみなしている。
中国の「五ヵ年計画」が急速な発展を助力する
メキシコ大学院・アジア・アフリカ研究センターの専門家、Romer Cornejo 氏は次のように述べている。中国は五ヵ年計画の策定を通じて急速な発展を遂げ、特にインフラ建設と社会建設の面で著しい成績をあげた。中国モデルは1つの効果的なモデルで、政治的意義と社会的意義を十分に備えている。中国モデルの発展が莫大な成功を収めたことと、その背後にある中国のエリート層が行った正しい戦略決定とは切り離すことができない。
ロシア・サンクトペテルブルク大学・アジア・アフリカ諸国社会発展理論研究センターのSamojlov教授は、ここ数十年の全体の経験では、中国共産党が全体会議の開催ごとに、中国の大規模な改革展開に新たな原動力を提供し、政治においては経済・社会発展のために科学計画を策定することが保障を与えたことを明らかにしているとの見方を示している。
イギリスのエコノミストで、元ロンドン経済・商業政策署長のRoss氏は、中国の「五ヵ年計画」(「第11次五カ年計画」から「計画」を「規画(長期にわたる規模の大きい計画)」に変更)は経済運行のために肝心な経済パラメータとマクロ経済の目標を設定し、中国の市場メカニズムはこれらの経済パラメータによって運行され、このようなマクロ経済の枠組みが、中国に西側より更に速い経済成長速度を取得させ、また経済危機の発生も避けさせたと述べている。
「第13次五ヵ年規画」は発展・計画する力に引き続き立ち会う見通し
フランス・パリ第8大学の地政学博士、ピエール・ピカール( Pierre Picquart)氏は次のように述べた。1953年から、中国のすべての「五ヵ年計画」と「五ヵ年規画」は、いずれもその実務性や規則性、柔軟性に基づいて、現代中国の振興と発展に参与してきた。これらの計画や規画は中国の成功に貢献し、中国の奮い立ちを促した。
ピカール氏は、「第13次五ヵ年」規画もこのような連続性を維持し、中国の経済と社会の発展の方向、及び今後の対外開放や改革政策を確定しており、これらは中国の前途にとって極めて重要だと述べた。
モロッコ・カディ・アイヤード大学(Cadi Ayyad University)の国際法の専門家、ムハンマド・ガリー(音訳)氏は、中国の五ヵ年規画の策定という今後の経済・社会発展のために青写真を描くような方法は、中国が世界経済の強国になるために確固たる基礎を築き、新たな「第13次五ヵ年」規画が漸進的改革をより強固なものとし且つ推進してゆくだろうと指摘する。
(新華網日本語)
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