中日集中交流月間イベントの一環として、「四季の歌――芹洋子中日友好訪中記念北京演唱会(コンサート)」が11月13日夜、北京の民族劇院で行われました。
コンサートは、中国でも大ヒットしたミリオンセラー「四季の歌」で始まり、「花」や「故郷」など、日本でも中国でも人気のある歌16曲が披露されました。また、芹さんがステージを降りて会場の観客とともに歌う場面などもあり、友好的な雰囲気で盛り上がりました。
コンサートでの芹洋子さん
芹さんは、1981年に初めて訪中し、今回は8年ぶり19回目のコンサートになります。コンサートの終盤で、芹さんは今までの訪中を振り返り、「日中友好の木に嵐があったり、吹雪があったり、枝が折れたこともあったが、また新しい花が咲こうとしている。友好の木には、しっかりとした根がはった。どんなことがあっても引き続き、もっと花が咲くように頑張っていく」と語りました。
アンコールでは、中国の歌「大海啊故乡(海はわがふるさと)」を中国語と日本語で歌い、中日の観客から歓声があがり、大きな拍手の中コンサートが幕を閉じました。
この日、会社員や学生など約1000人が来場し、芹さんの歌の魅力を堪能しました。コンサート後、観客は「現場で見られて感動した」「中日関係はいいとは言えない今、このようなイベントの開催は、両国の文化交流と民間交流に重要な意義がある」「中日友好万歳」などの感想を口にしました。 (白、keiko)
中国人客と一緒に「四季の歌」を歌う
(中国国際放送局)
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