2015年11月14日、独ラジオ局ドイチェ・ヴェレ中国語版サイトによると、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議がまもなく始まるが、パリのテロ事件を受け、フィリピンが警戒態勢を強化している。
18日、19日の両日、フィリピン・マニラでAPEC首脳会議が開催される。習近平国家主席、オバマ大統領、安倍晋三首相など世界のリーダーが参加する国際会議だが、パリ同時多発テロ事件の直後とあってフィリピンは警備体制を強化している。フィリピン政府によると、兵士12万5000人、警官15万人が動員され、反テロ演習も実施された。マニラ市内の主要道路が閉鎖されたほか、近隣住民にはスナイパーと間違われないよう窓を閉めるよう要請された。
フィリピン警察によると、現時点では具体的な脅威についての情報はもたらされていないが、かつてはフィリピンでもイスラム過激派による爆弾テロが行われている。
(新華網日本語)
本記事はRecord Chinaに権限を授けられて掲載したもので、記事内容は筆者個人の観点だけを代表します。著作権はRecord Chinaと新華綱日本語に帰属しています。転載する際に出所を明示してください。
関連記事:
習近平主席、トルコのアンタルヤに到着、G20サミットに出席へ