【新華社北京11月4日】海外の学者はこのほど、中国の「第13次五カ年計画」で確定した発展目標は、中国自身の発展ニーズに適合するだけでなく、世界のその他の地域の発展にもポイジティブな影響を与えると口々に評価した。
英国の48グループクラブのスティーブン・ペリー議長は次のように述べた。中国は「第13次五カ年計画」を通じて、世界の人々に今後にかけて努力する方向を示した。この計画は現在も世界に影響を及ぼしている。英国の視点から述べると、「第13次五カ年計画」で中国の英国などの国に対する今後の姿勢と政策を確定することもできる。
ブラジルのジェツリオ・ヴァルフガス財団の経済学者、リビオ・リベイロ氏は中国経済の成長スピードはここ2年間で鈍化したが、現在の中国経済の基数は大変大きく、今の成長率7％が世界経済に及ぼす影響は、2005年時の成長率10％よりもさらに大きいとの見方を示した。 フランスの有力メディア『レ・ゼコー』は中国経済の将来の運命と欧州の運命は緊密に関係しているが、中国のような国家に対し、欧州は戦略的な対応策が欠けているという記事を掲載した。
オーストラリアのジェイ・ウェザリル南オーストラリア州長は次のように指摘した。中国経済の成長スピードはやや失速したが、依然として相当高い速度レベルにある。今後5年間、さらにはより長期にかけて、中国は南オーストラリアを含むオーストラリア全体にとって、非常に重要になると予想できる。オーストラリアは引き続き中国経済の発展から恩恵を受ける。
インドネシアASEAN南洋基金会のバンバン・スルヨノ会長は次のような見方を示した。中国経済が長期にわたり良い方向へ向かっている大きな傾向は変わらない。インドネシアを含むアジア・欧州諸国は、中国との協力を増大させ、互恵・ウィンウィンを基礎とした上で、パートナーシップをレベルアップさせるべきだ。
ブラジルの中国・アジア太平洋地域研究所のセベリノ・カブラル所長は、次のように述べた。当面の複雑な国際情勢は、全ての国が孤立して発展することを不可能にさせている。中国の発展は世界にとって多くのチャンスを意味し、また世界の構造に変化が生じることも意味している。
（新華網日本語）
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