【新華社北京10月23日】電子商取引大手のアリババ(阿里巴巴)グループは多数の欧州地区経理を任命し、英国とイタリアの事務所をそれぞれ管理して、欧州に立脚した経営を模索すると同時に、欧州ブランドの中国市場への参入をサポートする方針だ。
アリババグループが英国ロンドンに設立した事務所は、アリババグループの欧州業務の心臓になる。総経理は米国の巨大小売りチェーン、ウォルマートのアメー・チャンド前役員が就任した。イタリアのミラノ事務所総経理は、イタリアの食品向け電子商取引企業、ブオーノイタリア(Buonitalia)のロドリゲス・シプリアニ・フレニオール前CEOが就任した。 アリババグループは欧州ブランドの中国市場参入への窓口になることを希望している。同グループはまた、今後は国際物流サポートを提供するだけでなく、中国の消費者のオンライン決済と中国人観光客のオフライン決済を支援する方針を示している。
アリババグループのマイケル・エバンズ総裁は「中国の消費者はまさに品質及び正真正銘の国際的な商品とブランドを求めている。欧州は独自のブランドが豊富で高品質の商品を抱えており、起点になるのも当然のことだ。」 と述べた。
(新華網日本語)
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