日本は工期面で中国と隔たり 事実上、インドネシア鉄道のみならずアジア全体の高速鉄道建設において、中国最大の競争相手は日本だ。特に東南アジアではそれが鮮明になっている。
内閣官房長官の菅義偉氏は10月12日、インドネシア高速鉄道の入札において日本は、工期と支払い条件の面から中国と差が開き過ぎており、それが失注につながったとの見解を示した。140キロの高速鉄道を3年以内に竣工させることに対し、日本の請負業者は不可能だとしている。
中国が提出した建設案での価格は約55億ドル。建設期間は3年で、2015年9月に工事を開始し、2019年に開通予定。投資の60%はインドネシア、40%は中国鉄路総公司が負担する。
(チャイナネット)
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