国家統計局の盛来運 報道官は、「国内外の要因が重なり、経済成長の下押し圧力が強まるなか、都市化の推進や消費の拡大が経済を下支えしている。これに加え、改革とイノベーションも新たな原動力となり、今後の中国経済をけん引する」と分析した。
消費の拡大について、世界的な情報 調査会社であるニールセン カンパニー合同会社 グレーターチャイナ地区の厳旋 総裁は楽観的な見通しを示している。中国でGDP成長に対する消費の寄与率は急速に向上しているが、70%に達する米国などに比べまだ伸び代が大きい。国民所得の向上、社会保障や消費環境の改善につれ、中国消費市場の規模はさらに拡大する。これは企業などにも新たなチャンスをもたらす。
「新たな成長エンジンが育ち、改革とイノベーション加速がする。経済の下支え力と新たな原動力がともに働き、下押し圧力を解消する--」。第4四半期や今後の経済成長について、「中国経済は安定かつ比較的速い成長を維持する条件が揃っている」と、盛報道官は語った。
(チャイナネット)
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