HSBCホールディングスのスチュアート・ガリバー(漢字名は欧智華)最高経営責任者(CEO)は16日、ロンドンで行われた会議で、「現在、中国経済への憂慮は誇張されたものだ。市場の変動は中国経済の発展のファンダメンタルを乱すものではなく、中国経済もハードランディングはしないだろう」と述べました。
ガリバー氏は、また「中国の消費者の支出は依然としてパワフルなもので、これまで実施された緩和措置も徐々にに効果を現しており、不動産市場では、周期的な回復の兆しが見えている。インフラ整備の分野においては、金融貸付が改善しつつある。オンショア人民元(CNY)の為替相場の形成メカニズムを変えたことは、人民元の切り下げや輸出を刺激するためではなく、改革プロセスの一部である。これらの調整によって、オンショアの為替相場はより市場に合致したものとなり、オンショアとオフショアの為替相場の差が縮められた。これは大胆かつタイムリーで、必要な一歩だったと思う」と語りました。
(中国国際放送局)
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