日本の民間組織「森記念財団」の都市戦略研究所は水曜日(14日)、2015年版の「世界の都市総合力ランキング」を発表した。ロンドン、ニューヨーク、パリ、東京が1 4位を占めた。中国で最も順位が高かったのは香港で、上海は17位、台北は18位、北京は32位。BBCの中国語サイトが伝えた。
同ランキングは、経済、研究と発展、文化交流、居住の快適性、環境、交通の利便性とう6指標を採用。
ロンドンは2012年に首位に浮上してから、首位をキープし続けている。これは活況を呈するロンドン経済が主因であり、五輪開催成功といった要因もある。
ロンドンは文化交流で1位(博物館を常に無料開放している)となり、交通の利便性と経済では2位となった。
ロンドンは空港の豊富な国際線、留学生数、関連サービスの貿易価値、外国人数が強みとされている。
ロンドンの弱点は、高額な住宅の賃料、タクシー料金とされている。
ロンドンのボリス ジョンソン市長は、「ロンドンはかつてない水準に達した。我々は新築住宅の建設、インフラ整備に取り組み続け、今後10年間も世界で最も活力ある都市にする」と話した。
(チャイナネット)