全20駅設置の北京地下鉄14号線(中期)の開通を目前に控え、北京市計画委員会は11日、初期運行で決定している7駅に続き、残り13駅の駅名案を発表した。京華時報が伝えた。
地下鉄駅名案は歴史と文化の特徴を反映しており、地名文化継承の役割が色濃く出ているという。例えば、駅名を決める過程において、当時の金中都の景風門の位置と今回命名する駅の位置が完全に一致したため、発表された命名案に「景風門駅」という駅名が挙がった。東城区安楽林路と琉璃井東街の交差点に位置する駅は、国家無形文化遺産にも登録された景泰藍(銅製の七宝焼き)工芸で有名な地で、しかも景泰藍芸術博物館に隣接しているため、暫定的に「景泰駅」と命名されている。駅名の命名においては「菜戸営駅」、「平楽園駅」、「紅廟駅」など、カバー範囲の広い、知名度の高い、古い歴史を有する、代表性の強い地名を採択している。
今後数日間、北京市計画委員会公式ウェブサイトにログインすれば公開された駅名を検索したり意見を寄せることができる。
(人民網日本語版)
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