中国の製造業が、政府の働きかけを受け利益を創出できない分野に進出しようとしない。実際には政府が奨励策を発表しないうちに、これらの民間企業は革新的な活動を急ピッチで展開している。米国の某大手製造メーカーの社長は、「中国の工場は以前、輸出市場に貢献していたが、今や活況を呈する国内市場に専念しようとしている。彼らは賢明にも、自動化、労働者育成、新たな生産方法に投資している。この過程において、中国は世界の原動力のエンジンから、真のイノベーターになろうとしている」と話した。
「中国製造2025」は、中国の製造業の質、生産効率、デジタル化水準などの向上を目ざしている。ベインキャピタルのStephen Dyer氏は、「他国の世界一流の製造メーカーは、いずれもそうしている。中国政府のこれらの分野に対する巨額の投資は、後から追い上げようとする中国企業を支える」と述べた。
(チャイナネット)