【新華社北京10月14日】外交部は13日国内外メディア向けのブリーフィングを開催し、外交部の王超副部長と商務部の張驥部長助役は、習近平国家主席がまもなくイギリスを公式訪問することに関する状況をそれぞれ紹介し、また記者の質問に答えた。
王超副部長は次のように表明した。イギリスのエリザベス女王の招きに応じ、習近平主席は10月19日から23日にかけてイギリスを公式訪問する。今回の訪問は中国の国家主席にとっての10年ぶりのイギリス公式訪問であり、中国側の欧州に向けた再度の重大な外交行動でもある。
王超副部長は次のように指摘した。今年は中英の全面的戦略パートナーシップにおける第二の10年のスタートの年にあたり、中英関係は引き続き上昇の勢いを現し、正に重要で新しい発展のチャンスに直面している。両国の上層部の交流は頻繁で、各類の対話協力メカニズムの運行は良好であり、貿易、投資、金融、文化、人的往来などの分野で幅広い協力を展開している。今年3月、イギリスはアジアインフラ投資銀行(AIIB)への加盟申請を積極的に行った。それと同時に、中英は国際と地域事務において良好な意思疎通を長期的に維持して、西アフリカのエボラ出血熱、イランの核問題の解決、南スーダンなどの問題に有効的に対応するために、共に建設的な役割を発揮した。イギリス政府は、中国の発展は挑戦ではなくチャンスであると何度も表明している。今年の5月、キャメロン首相は勝利し再選されてから、今後5年間に中英関係の「黄金時代」を作り出せるよう期待していると表明していた。
王超副部長は次のように強調した。習近平主席のイギリス訪問はイギリス各界の普遍的な関心と熱い期待を受けている。訪問中、習近平主席はイギリス側の指導者と二国間関係や共に関心のある国際・地域問題について、誠実で、踏み込んだ意見交換を行い、理解を深め、共通認識の拡大して、両国関係の今後の発展のために青写真を描き出す見通しだ。習近平主席はイギリス各界の関係者と会見し、経済貿易や人文活動にも出席する。双方はまた、複数の協力協議を締結することになっている。中英双方による共同の努力のもと、今回の訪問が円満な成功を獲得し、中英の各分野における互恵的協力を全面的に推進し、中英の全面的戦略パートナーシップが新しく且つ重要な発展を得られるよう推進するものと信じている。今回の訪問がきっと中英関係の発展の歴史における一つの新しい一里塚となり、そして世界の平和と繁栄を促進するために積極的に貢献するだろう。
(新華網日本語)
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