画像は成都市広播テレビ局から
四川省成都市城管委員会の微信(WeChat)の公式アカウントによると、10月末から、「金剛」と呼ばれる新型のゴミ箱が同市市内に導入される。「金剛」は、燃えにくく、サビに強く、軽いという特徴を備え、火災や爆発の危険が低いほか、ゴミを自動で分別する機能も搭載されている。さらに、WiFiの電波まで発っしてしまう。華西都市報が報じた。
ゴミを自動で分類
「キングコング」を意味する中国語「金剛」と名付けられた4層の同ゴミ箱は、5ミリの薄さのアルミ板でできており、燃えにくく、サビに強く、軽いため、火災や爆発の危険が低い。
同ゴミ箱の蓋は普段は閉まっており、ゴミを捨てようとすると、レーダー探知機が作動し、自動で持っているゴミの種類を識別。相応のゴミ箱の口が開き、そこに捨てると自動的にゴミの分類ができるという仕組みだ。さらに、オゾン消臭機能や紫外線による殺菌機能まで搭載されている。
ゴミ箱がwifiスポットに 電源は太陽エネルギー
ゴミ箱というと、これまでは「嫌われ者」だったが、このゴミ箱は「愛される存在」になるに違いない。なぜなら、WiFiスポットになる機能を備えているからだ。市民は、ゴミ箱上の二次元コードをスキャンすると、WiFiに接続することができる。
また、このゴミ箱は、GPS機能まで備えており、ゴミが一定の高さまで溜まると、ショートメッセージで清掃員に知らされる。
その他、このゴミ箱は太陽エネルギーを利用して作動するため、電気の節約になり、環境にもやさしいため、まさにエコ型ゴミ箱だ。
(人民網日本語版)
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