商務部(商務省)対外投資 経済協力司の責任者は12日、「今年1~9月、全国の実行ベース外資導入額は5847億4千万元(約11兆614億3千万円)に達して、前年同期比9%増加し、外資導入は好調な勢いをみせ、目下の世界的な対外直接投資の低迷ぶりとは明らかに対照的だった」と述べた。「京華時報」が伝えた。
同責任者は、「今年1~9月、外資系企業の投資の全体的規模は緩やかに増加した。1~9月に、全国で新たに設立された外資系企業は1万8980社あり、同10.1%増加し、実行ベース外資導入額は5847億4千万元で、同9%増加した。9月単月に、全国で新たに設立された外資系企業は2153社で、同5.2%増加し、実行ベース外資導入額は594億7千万元(約1兆1249億4千万円)で、同7.1%増加した」と述べた。
また外資系企業の投資 合併買収(M&A)の規模と割合がいずれも大幅に上昇した。1~9月、M&A方式で設立された外資系企業は1016社で同16.5%増加し、契約ベース外資導入額は189億3千万ドル(約2兆2681億9千万円)で同155.3%増加し、実行ベース外資導入額は152億9千万ドルで同204.5%増加した。