【新華社北京10月9日】参考消息網が引用した外国メディアの記事によると、国際銀行間通信協会 (SWIFT)が発表したデータで、今年8月に人民元が日本円を抜き、世界第4位の決済通貨になったことが明らかになった。
米国「ウォールストリート・ジャーナル」電子版の10月6日付けの記事は次のように報じている。当然ながら、人民元は国際舞台では依然として脇役だ。8月は人民元の国際決済通貨市場で占めるシェアはわずか2.8%前後だったが、上位3位のドルの通貨別決済シェアは44.8%、ユーロは27.2%、英国ポンドは8.5%となった。しかし、人民元の使用量は終始、安定して増加している。
記事によると、SWIFT企業情報ソリューションの責任者、ソーセン氏は激しく変動する中国市場は人民元の使用量を増やさせ、8月末前が特に著しいと述べた。
8月は人民元で決済した海外での取引件数が前年比で50%増加し、前月比で20%増加し、初めて1カ月間で100万件を超えた。
SWIFTが 6日、公表した内容によると、人民元は8月に国際決済通貨市場のシェアが2.79%に達したが、3年前はこの数字がわずか0.84%で、当時は世界で第12位だった。日本円の8月の通貨別決済シェアは2.76%で、初めて人民元に追い越された。
(新華網日本語)
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