韓国メディアの報道によると、韓国観光公社は30日、中国の国慶節(建国記念日、10月1日)連休中に韓国を訪問する中国人観光客が延べ21万人に達すると発表した。韓国旅行業界は今年6から8月にMERS(中東呼吸器症候群)のために冷え込んだ観光市場が回復すると見て、様々な歓迎の準備を慌ただしく進めている。中国新聞網が伝えた。
報道によると、韓国文化スポーツ観光省と韓国観光公社および旅行業界は9月30日から10月3日まで仁川国際空港で中国人観光客を歓迎するイベントを催す。また、中国の若い観光客向けのオンラインマーケティングも行う。訪韓時の写真を微博(ウェイボー)にアップすれば、プレゼントをもらえるというものだ。韓国観光公社は10月3日に2018年冬季五輪の成功を祈るK-POPコンサートも開く。
文化スポーツ観光省と韓国観光公社は警察と連携して、タクシー、ホテル、土産物店による「ぼったくり」などの不法行為を厳しく取り締まる。中国人観光客は仁川国際空港や明洞などの観光地で割引サービスを受けることができる。
韓国訪問委員会とソウル市は10月1~10日、9つの韓国特区で「外国人観光客歓迎ウィーク」を催し、臨時案内所を設立するほか、様々なイベントを行う。中国人観光客向けに結婚式リハーサルサービスを提供するホテルもある。
MERS拡大前の中国のメーデー連休(4月30日~5月4日)に韓国を訪れた中国人は前年同期比20.6%増の延べ10万人だった。
(人民網日本語版)
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