インドネシアのリニ国営企業相は10月1日夜、ジャカルタでのメディア向け説明会で「ジャカルタ・バンドン高速鉄道の建設で中国の案が当面唯一の選択肢だ」と表明しました。同省では専門グループを立ち上げ契約の詳細について中国側と協議し、10月末までに契約に調印する見込みを示しました。
リニ氏は席上「ジャカルタ・バンドン高速鉄道の建設についてインドネシア政府は国家予算で賄わず、政府の担保も提供しないという立場だ。これは中国案に合致しており、中国案を選んだ鍵となる。技術は唯一の選択基準ではない」と強調しました。
さらに「中日両国はともにインドネシアの良きパートナーで、インドネシア経済の発展を支える重要な力だ。インフラ整備やその他重要なプロジェクトで中日両国との密な協力を望んでおり、より多くの企業がインドネシアの経済建設に参与するよう望んでいる」としました。
(中国国際放送局)
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