中華人民共和国成立66周年ならびに新疆維吾爾(ウイグル)自治区成立60周年慶祝大会が1日、新疆人民会堂で盛大に催された。中共中央、全国人民代表大会常務委員会、国務院、全国政協、中央軍事委員会が祝電を寄せた。兪正声中共中央政治局常務委員(全国政協主席、中央代表団団長)が慶祝大会で談話を発表した。
兪氏は談話で「60年来、新疆は壮大な歴史的プロセスを歩み、世界の注目する輝かしい成果を挙げた。60年間の成功した実践は、新疆の取り組みを達成するには、少しも揺るがずに中国共産党による指導を堅持し、中国の特色ある社会主義路線を堅持し、民族区域自治制度を堅持しなければならないことをわれわれに告げている」と指摘。
「現在中国はややゆとりのある社会の全面的完成、改革の全面的深化、全面的な法による国家統治、全面的で厳格な党内統制の重要な時期にあり、新疆の社会的安定・長期的安定の実現における重要な段階にもある。昨年5月に中央は第2回新疆工作座談会を召集し、新情勢下の新疆業務の重大な方針や政策を明確化し、新疆の社会的安定・長期的安定をめぐり一連の力強い措置を打ち出し、新疆発展の方向性を指し示した」と述べた。
張春賢・中共中央政治局委員(新疆維吾爾自治区党委員会書記)は「中央代表団は習近平氏を総書記とする党中央の新疆各族人民に対する特別な配慮と全国人民の素晴らしい祝意を伝えた。われわれは必ずや習総書記の一連の重要談話の精神を踏み込んで貫徹し、第2回中央新疆業務座談会の精神を全面的に実行に移し、社会的安定と長期的安定という着眼点と重点をしっかりと把握し、シルクロード経済ベルト中核地域の建設を契機に、経済のより良くより急速な発展を揺るがず推進し、民生の保障と改善を一層重視し、民族団結と宗教の調和の促進に力を入れ、基層・基礎を一層固め、社会的安定を断固として維持し、素晴らしい新疆の建設を加速し、中華民族の偉大な復興という中国の夢の新疆編を記すべく力を尽くす」と述べた。
(人民網日本語版)
関連記事: