北京の宮廷庭園・北海公園の碧海楼にある郵便局「皇家郵駅」が28日、オープンした。同庭園内に郵便局が設置されるのは初めて。利用者は同郵便局から、手紙を送ることができる。北京日報が報じた。
同郵便局の入り口付近には、「大清郵政」と書かれたアンティークなポストやモニュメントがあり、多くの人が記念撮影をしていた。この鑑賞価値の高いポストは、実際のポストとしてハガキなどを投函することができる。
同郵便局内には、嘉峪関で出土した魏晋時代の墓の早馬使の壁画、中国で現存する最古の秦国の木に書かれた手紙、1896年に発行された切手「大清蟠龍郵票」、1840年にイギリスにおいて発行された世界最初の郵便切手「ペニー ブラック」など、郵便の歴史を伝える品が展示されている。
また、同郵便局では、16枚セットになった北海公園の風景が映ったハガキなど、同公園をテーマにした商品も販売されている。2次元コードをスキャンして、北海公園で撮影した写真をアップし、絵葉書を作成することもできる。
(人民網日本語版)
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