中国国務院報道弁公室は24日、『新疆各民族平等団結発展の歴史見証』白書を発表しました。
この白書は約2万2000字あり、「民族区域自治制度の実施」、「各民族の平等と団結の堅持」、「発展の基礎を絶えず強固に」、「国民生活を改善、各民族国民に利益を」、「文化事業の繁栄と発展促進」、「法に基づき、社会の調和と安定維持」、「宗教信仰の自由の尊重と保護」、「国の新疆への支持と支援」など9つの部分があります。
「民族区域自治制度の実施」では、新疆ウィグル自治区の成立は、民族区域自治制度の新疆での全面的な実施開始を意味していると説明します。
「国民生活を改善、各民族国民に利益を」では「改革開放してから、経済と社会が全面的に発展でき、新疆の各民族の住民はその成果を十分に受けた。新疆は2010年から住民生活の改善に投資を増やし続け、これまで重点プロジェクト500項目あまりを実施し、支出は公共財政予算の70%以上を占めた。この時期は各民族住民がもっとも利益を得て、生活レベルのアップがもっとも早い時期でもある」としました。
「宗教信仰の自由の尊重と保護」では、「新中国が誕生してから、民族区域の自治制度と宗教信仰自由の政策が実施されている。宗教制度の民主改革と宗教問題の法に基づく解決は新疆にいる各宗教を信仰する人々の安定した生活環境を確保した」としました。
また、白書は「新疆の発展と進歩は、新疆の各民族住民を含むすべての中国国民の団結と努力による偉大な成果で、各民族国民が共に繁栄発展を実現させることの現われで、中国の民族区域自治制度が新疆での成功した実践だ」としました。
(中国国際放送局)
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