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【新華社北京9月23日】ますます多くの海外金融センターが人民元の国際化をサポートするオフショアセンターの建設に参与するにつれて、一部のオフショアセンターは、既存の優位性と合わせて人民元の異なる分野での使用を推進し始めている。北京を訪問中のルクセンブルク・フォー・ファイナンス(LFF)のニコラ・マッケルCEOは、欧州の3大人民元オフショアセンターは、人民元オフショア外貨市場、貿易決済及び投資にそれぞれ支援を提供すると述べた。
国際銀行間通信協会(SWIFT)の統計データによると、人民元は現在、世界第5位の決済通貨であり、第2位の貿易融資通貨でもある。一方で、為替と貿易決済は、人民元の国際化の一部分であり、人民元を投資及び貯蓄通貨として、世界範囲で使用することで、人民元の世界の金融システムにおける重要性がより一層、強まる。
中国のA株市場は最近、深層から調整が実施されているが、中央銀行の人民元対米ドルの中間値の調整も、人民元為替レートの再評価の要因となっている。一方で、ルクセンブルグ基金、同業組合組織のカミール・トーマス理事長は次のように指摘した。これらの変化は欧州基金の中国市場への投資意向に深刻に影響していないと見られ、ルクセンブルグで登録された投資基金の中国A株市場への投資意向は、中国経済の長期的な発展の将来性を重視する傾向がより強い。
(新華網日本語)
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