【新華社北京9月18日】上海証券報によると、8月末に大幅な下落・反発を経験してから、9月に入り、北海ブレント原油やWTI（ウエスト ・ テキサス・インターミディエート）原油が再び揺さぶるられ、下押しへ向かう周期の中で、現在までの平均価格は45ドル/バレル程度となっている。国内市場で反映し、今回の精製油の価格修正は最終的に小幅に引き上げられ、3四半期以来精製油の限定的小売価格が６回連続で引き下げの勢いを打ち破り、下半期の精製油の初の引き上げとなった。国内の製油所の卸売価格は最近にも大幅に上昇し、石油会社の業績には短期的なメリットをもたらした。

    国家発展改革委員会（発改委）は昨日、ガソリンとディーゼルオイルの価格をトン当たり90元引き上げることに決定し、小売価格に換算すると、90号ガソリンは1リットル当たり（全国平均）0.07元、0号ディーゼルオイルは（全国平均）0.08元引き上げられる。価格調整は9月16日の24時から執行されると通知をした。

    次の価格修正を展望し、隆衆石化網のアナリスト・李彦氏は、次のような見方を示している。市場はまもなく開催される米連邦準備理事会（FRS）に緊密に注目しており、9月に金利が引き上げられるかは、まもなく結果が出るだろう。原油価格の基礎的条件（ ファンダメンタルズ）における抑制の圧力は依然として存在し、国際原油価格が低位の揺さぶりを維持する恐れがあり、市場は明らかな上昇の勢いあるいは下落の勢いを形成しにくい。よって、今回精製油の価格修正の実施後、新ラウンドの原油価格の変化率は再びマイナスの運行に転じる見込みで、次に精製油が引き下げられる確率は比較的大きいことが見込まれ、「十一」大型連休前の消費者は原油価格の下落を再び迎えられる望みがある。