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【新華社北京9月9日】記者が7日、中国水稲研究所から得た情報によると、同研究所のスーパーイネ遺伝質革新チームは、中国科学院、遺伝・発育生物研究所などの機関と協力し、浙江省の地方的な水稲品種からスーパーイネの生産量を飛躍的に拡大できる重要な遺伝子「GS2」の分離とクローン化に成功した。
研究チームは1990年代に国家水稲遺伝資源中期庫から浙江省の地方的な大粒の品種「宝大粒」を取り出した。その被子植物は高さがあり頑丈で、稲穂が長くて粒が大きく、千粒重は48グラム以上に達する。研究者は「宝大粒」の遺伝子「GS2」優性対立遺伝子によって、水稲の穂の長さを著しく伸ばし、千粒重を増やすことができることを発見した。しかし、幹長や分蘖などに大きな変化はなく、稲の生産量を増やすことができる。
(新華網日本語)
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