日本の安倍晋三首相は14日に戦後70年に関する談話を発表し、暦代内閣の歴史への認識を回顧する方法で間接的に「反省」と「おわび」に言及しただけで、戦後に生まれた日本人は「謝罪の宿命」を背負う必要がないと称した。
【新華社北京8月17日】英国放送協会(BBC)が公表した2014年歓迎される国ランキングでドイツが1位になり、世界の6割の民衆がドイツに対しポジティブな観点を示している。
ある学者は、対外への侵略を発動した国、ドイツが徐々に認められ、今日に世界で最も歓迎される国に成長できたのは、かなりの程度において、戦後の積極的な和解に向けたドイツの行動と誠意によるもので、一部の国はこれを参考にし、学ぶ価値があると認識している。
ドイツの戦後の和解プロセスを研究する学者、リリ•ガーディナー•フェルドマン氏は、ドイツ再建の道は信頼を得ることから始まった。ドイツは国際社会に再び復帰するためには、ドイツがはたらいた戦争の罪行と向き合う必要があり、それを回避できないと意識した。
フェルドマン氏は、ドイツの歴代首相を研究し、彼らすべてに共通する点は、ドイツの道徳債務を償還する責任感だと指摘した。メルケル首相の言葉を引用すると、ナチスの罪行に対し、ドイツは「永久の責任」を引き受けなければならない。
フェルドマン氏は、ドイツは戦後、一貫して謝罪の姿勢を維持してきた。もう一つの戦争発動国である日本は口では謝罪を表明しているが、行動は明らかに逆で、日本の政府要人が第二次世界大戦のA級戦犯が祭られている靖国神社を参拝することがその証拠だと指摘した。
日本が相当な部分において和解を放棄したとき、ドイツはまさにその姿勢と政策によって、道徳の高地を勝ち取り、信頼できる大国へと成長した。
BBC国際チャネルの調査によると、日本はここ2年間に、国際的なイメージがダウンし、特に日本が侵略した国でイメージが悪化している。2014年に東アジアの一部の国で、日本に対してネガティブな見解を示した民衆の人数は9割に達している。
(新華網日本語)
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