【新華社北京8月11日】中国の商業不動産のトップ10の一つである億豊集団が投資した南西・楚雄義烏商品取引博覧センターのプロジェクトが9日、定礎・着工した。これはすでに2年近くにわたって億豊集団が西部地域に定着させた4つ目のプロジェクトにあたり、これらのプロジェクトは陝西省や甘粛省、雲南省などに分布している。
「東部沿海地域の市場は深刻な飽和状態にあり、西部はすでに当社が新たに投資を増やした重点地域となっています。」と雲南億豊市場開発有限公司の周徳来董事長(会長)は述べた。
国が「一带一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」や長江経済ベルトなどの開発戦略を実施することは、経済成長の新たなエンジンを打ち出すと同時に、専門卸売市場の発展にも新たなチャンスを提供しているという。周徳来董事長は記者に次のように伝えている。楚雄イ族自治州は南方のシルクロード並びに茶馬古道(ティーロード)の重要な節目であり、「一带一路」や長江経済ベルト、バングラデシュ・中国・インド・ミャンマー経済回廊の重要な構成部分にあたる。新しいプロジェクトの立地としてここを選んだのは、この地域の特色に目を付けたからで、特産品館や国際風情街、輸入商品館が特別に設けられている。プロジェクトが全面的に完成した後、南西さらには東南アジアの広大なエリアの市場にまで放射状に拡大させることが可能で、年間取引額は100億元に達する見込みだ。
(新華網日本語)
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