イタリアのラ・レプッブリカ紙は、「日本の未来が懸念されている。米国が原爆によって日本の都市を地球上から消滅させた70年後、日本は教訓を汲み取らず、この事件を大々的に記念しようとしている。安倍首相は改憲を推進し、多くの資金を軍事力の発展に注ごうとしている。日本の軍備競争と原子力エネルギーの発展は、社会の分裂を引き起こしている。日本の目的は、平和と復讐のどちらだろうか?人々はこのような疑問を禁じ得ない」と伝えた。
オーストリアの週刊誌は5日、「安倍首相は原爆を記念し、さらに靖国神社を参拝している。これは誠心誠意の平和主義ではない。安倍首相にとって、原爆記念は改憲のツールに過ぎない」と論じた。ウォール ストリート・ジャーナルは、「広島県は木曜日、原爆70周年記念日を迎えた。安倍首相はこれと同時に、新たな法律により自衛隊の海外活動の範囲を拡大しようとしている」と報じた。
共同通信社は5日、政府筋の話として、安倍首相が終戦記念日の前日である8月14日に、戦後70年談話の発表を予定していると伝えた。香港紙・南華早報は、「安倍首相はあと数日後に終戦70年談話を発表する。安倍首相には日本を率いて新たな道を歩む絶好のチャンスがあるが、間違った危険な道を走り続けることが懸念される。ある腹心は安倍首相の再任後間もなくして、首相の心の中では天使と悪魔が戦っていると明かした。天使は日本経済の回復を促しており、首相の祖父、戦時中の内閣の重要なメンバーだった岸信介という悪魔は、歴史を書き換え日本の政治的な地位を再構築するようそそのかしている。悲しいことに、天使は戦いの中で敗れようとしている」と論じた。
(チャイナネット)
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