【新華社北京8月6日】参考消息網は5日、スペインのメディアの報道を引用し、北京が2022年冬季五輪の開催権を獲得したことは、首都を取り囲む都市圏の形成を加速させる見通しだ。現在人口が1億人を超える見込みのこの都市圏は、すでにその初歩的な規模が出来上がっていると伝えた。
EFE通信の8月3日の報道によると、国際オリンピック委員会(IOC)の2022年冬季五輪の評価委員会が2015年3月に北京の競技施設を視察した際、北京からスキー場までの距離が遠すぎるという問題に触れたことがあった。しかし、このIOC幹部の目に映った障害は、中国当局が京津冀(北京、天津、河北)を含む北方経済センターの建設という宿願を実現させるチャンスとなった。
報道では、新しい都市圏が形成されてから、1億人以上の人口をカバーし、総面積が21万 6000平方キロメートルに達するものと見込まれると伝えている。たとえ土地が広く資源が豊かで、人口の多い中国にしても、この都市圏も全国の人口の1/10と面積の2%が含まれることになるので、かなりの規模を持つように思われる。
(新華網日本語)
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