【新華社天津7月30日】中国とASEAN諸国が29日、天津で『南中国海各側行動宣言』第9回高官会議を開催した。各当事者は友好的で誠実な率直な雰囲気の中、全面的且つ効果的な『宣言』の一層の実行や海上での実務的協力の強化について、踏み込んだ意見交換を行い、また『宣言』を実行する枠組みの下で『南中国海行動準則』について協議した。
各国のは高官は、次のような見解で一致した。『宣言』は中国とASEAN諸国が南中国海問題について締結した最初の政治文書で、南中国海の平和安定の維持にとって一里塚的な意義を持っている。『宣言』を引き続き全面的且つ有効的に実行することは、各当事者の共通の利益に一致し、中国-ASEANの戦略的パートナーシップの健全な発展に有利だといえる。
会議に出席した各当事者は、引き続き意思疎通を強化し、相互信頼を増進し、共通認識を積んで、妨害を取り除き、南中国海の平和安定の維持に力を合わせて協力してゆくと表明している。
(新華網日本語)
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